福岡や九州のビルメンテナンス・清掃・設備・エコチューニング

社長からの手紙福岡でビルメンテナンスのことなら朝日ビルメンテナンス

対象施設別サービス
オフィスビル
商業施設
教育施設
ホテル
医療施設
マンション
官公庁

稲の束を負う者たちへ2017/03/3

 立春を過ぎたのに日本国中寒波・風雪に見舞われています。その分、春一番が待ち遠しくなりますね。1月末の「会社新年会」、大盛況で楽しかったですね! 業務の都合などで参加できなかった皆さんには留守を守って頂き本当にありがとうございました。お陰さまでたいへん有意義な仲間との時間を過ごすことができましたよ。[新年会報告は別欄にて詳しく掲載]
 新年明けの挨拶や年頭訓示でもお話ししています「ある宅配業者員乱心」事件での顛末がその後もずっと気になっています。その“逢魔の時”を迎えるまでに彼の心に何が起こったのかと気掛かりでなりません。なぜならその暗い時間は、わたしたち仲間にもいつ巡ってくるか分からないからです。しかしその事を思っているとある事に気付きました・・・
例えば同じビル内で宅配業者さんが忙しく働いているとき、ある清掃スタッフは宅配業者の仕事がはかどるように心配りをしてくれます。「お疲れさん」と声を掛けてくれます。反対に邪魔な視線を浴びせかけ「台車で床を汚さんでよ!」と文句をつけるスタッフもいるかもしれません。はじめから優しい人と厳しい人がいるのではないと思います。日頃から自分の仕事に対し感謝の気持ちを受け取っている人と何も誉められることのない人に分かたれているのではないかと思ったことです。
 業界新聞の新年号でわたしが寄稿した全国のビル設備管理員諸君に向けた「年頭訓示」=応援メッセージをここに披露します。

稲の束を負う者たちへ
(株)朝日ビルメンテナンス 社長 金子 誠
[建築物管理訓練センター設備管理教務委員長]

 全国のビル設備員のみなさん、旧年中は雨にも負けず風にも負けず建物を守って頂きありがとうございました。東に便器詰まりでオロオロしている清掃のおばちゃんがいれば急行修理し、もう心配しなくてもいいと言ってくれました。西にゲリラ豪雨で館内浸水の危機が迫れば身を挺して防御してくれました。南に大規模な道路陥没が発生し全館停電したときも暗闇の中で徹夜の復旧をしてくれました。北にもし大地震が起こりエレベーターに多くの人が閉じ込められた時は、きっと扉をこじ開けてでも救出してくれることでしょう。そんな勇気と技術をもったビルメンマンにわたしたちはなりたい。新しき年も雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体と心をもち、一日一日の仕事に励みましょう。本年もどうぞよろしくお願いします。

ページの
トップへ