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水の魔法使い2017/07/1

 今年の梅雨は空梅雨でしょうか。野菜作りの農家は、少雨による作物不作に困り始めました。わたしたちの仕事でも水不足に苦しんだことがあります。それはもう40年近く前のことですが、一年以上にも及ぶ福岡大渇水に見舞われました。生活水にも困窮する日常的な断水の中、わたしたちの40年前の先輩たちは果敢に自分たちの清掃や設備管理の仕事を守り抜きました。地下鉄車両基地では洗浄水が枯渇しても世界一キレイな電車を磨き続けました。また一方、空梅雨の終期には集中豪雨に襲われて来ました。こちらは15年前くらいになりますが、博多三笠川の豪雨氾濫により博多駅周辺は泥沼と化しました。ビルの地下から逃げられずに濁流に飲み込まれた飲食関係の従業員もいました。地下鉄博多駅は、浸水とのさながら戦場のようになりましたね。わたしたちの管理するビルも多数、浸水との攻防を繰り広げました。わたしたちは清掃も設備も一丸となって汚水被害の復旧に就きました。全館停電に陥った建物も数多くあり、生活水の補給に設備員は徹夜の連続で努めました・・・わたしたちにとり“命の水”は神様にもなり悪魔にもなると感じたことです。
 今年は全国的に渇水の危険信号が点滅しています。また反対に梅雨の終わりには大規模な豪雨洪水にも備えなければならないでしょう。わたしたちの身体と精神には、悪魔と化した凶暴な水と勇敢に戦ってきた先輩たちの遺伝子が宿っています。

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