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もう一人の紋左衛門さんへ ~暑中お見舞い申し上げます~2017/08/1

 今年も、もう8月号の手紙を書いています。心が安らかに帰っていくお盆を迎える前にまだまだ暑中の仕事が待っていますね。熱中症を患わないよう、しっかり体調管理をして作業に取り組みましょう! 水不足を心配していた梅雨ですが、大きな反動で筑後川上流域の豪雨災害発生に至ってしまいました。親戚や知り合いが被災された従業員もおられると思います。お見舞い申し上げます。 21世紀にもなって未だに治山治水は思うに任せません。昔から農耕地は、干ばつと洪水に苦しめられてきました。日照りは村人たちに“水争い”という骨肉の争いをもたらします。ふと日本昔話の「紋左衛門岩」という話を思い出しました・・六甲山麓にある上の村と下の村とに間に水道の争いが起こった。水が途絶えた下の村人は、上の村が水を独り占めにしているから下まで流れてこないのだと怒り、ある月夜に上の村の水道を壊しに押し寄せる。上の村人も決死の思いで迎え撃とう構えるが、長老の紋左衛門爺がわしに任せろと皆を鎮める。果たして下の村人が水道を壊し始めたとき岩屋の上に化け物を見つけて這う這うの体で逃げ帰ってしまった。化け物の正体は紋左衛門がした変顔が月明かりで異様を放ったものであった。紋左衛門は、一部壊された水道を見つけるがそのままにして上の村に帰り、山神様が水道を守ってくれたと伝える。一方、一部壊れた水道からは下の村を潤すくらいの流れも出来たのである・・
 わたしたちが管理する建物も多くの現場関係者が持ち合って、維持が成されています。どこの階にも“紋左衛門”がいることをわたしは知っています。

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