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暖気運転2011/12/1

本当に時候の流れるのは早いもので、本年のこの手紙も12月号となりました。さすがに年末のご挨拶の雰囲気ではありませんが、現場ではいよいよ年末繁忙期の大仕事に立ち向かわなければなりません。ただ正直に汗をかいてさえいれば報われるのなら良いのですが、年末の慌しさのなか人々の心も余裕が無くなり何かとぶつかり合ってしまいがちです。11月初旬に開催した「マナー競技会」において参加者に向けた社長メッセージの趣旨をここでも紹介したいと思います。 みなさんは“マナー”と聞いて「明るく元気な挨拶」「テキパキとした態度」「清潔な身なり」「親切な対応」などを思い浮かべられるでしょう。まさにその通りなのですが、現実にはその常識をうまく表現できない人も多くいます。自分では悪気無いのですが、相手から見れば横柄な態度とにらまれることもありますよね。私(社長)が経験から思う“マナー”には、もうひとつの意味があると考えます。・・もう三十年も前の昔の話になりますが、ある地下街の女子トイレで指輪の紛失事故(盗難事件?)が発生しました。女性客が洗面台に指輪を外して置いて、忘れて去ったのです。その女性客は気づくとあわてて戻って来ましたが、すでに指輪はなくなっていました。そこでその客はトイレ清掃をしていた当社の従業員を怪しみ、詰問したのでした。もちろん当社の従業員は何の関与もしていないので、知りませんと抗弁します。しかしその客は引き下がらず、とうとうその従業員の制服を脱がして身体検査までしたのでした。いまであれば当然人権侵害の話にもなりますが、当時その報告を聞いて私も怒りで胸の震えが止まらなかったのを覚えています。ただ幸いなことは、現場に駆けつけた警備員も騒動に集まったテナントの人たちも誰もが「朝日ビルメンのおばさんがそんなことをするはずがない」と一斉に弁護してくれたことでした。“マナー”とは日頃、一緒の現場で働く者同士の“信頼関係”だとそれ以来私は考えるようになりました。また今年の年末も世の中は“殺伐”としたムードになるのでしょうか。そうであっても、朝日ビルメンの現場は“颯爽”と凛として仕事に打ち込みたいものです。 冬の寒気が迫ってきます。どうぞ風邪を引かないように。怪我をしないように。そしてなにより心の元気を失わないように頑張りましょう!

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